私の人生もいくつも「難」がありました。
苦しくて泣きながら、くやしくて歯をくいしばりながら、そうやって今の自分がつくりあげられたんでしょうね。
今振り返るといくつもの難があったからこそ、成長できたんだと思います。
だから「有難う」ですね。
難が有ってありがとう。
この言葉の意味がやっとわかる大人になれました。
子供たちもこの言葉の本当の意味が、いつかわかる日がくるのだろうと思います。
そういう事をいつかわかってもらえるように教えていくのが大人の務めですよね。
それでも、考えなしの大人にはなってもらいたくないので、人生の先輩として、母親として
ちゃんと素直に考えられる人になってほしいと願います。
なにをやってもいいですが、思いやりがある人になってほしい。
「有難う」ってちゃんと言える大人にです。
普段、何気なく簡単に使っている言葉は、実はどれも尊いものですよね。
有難うに近い言葉で「感謝」という言葉があります。
感じて誤る?
どういう事なのかなと調べてみました。
ありがとうの本当の語源は、難があって有難う ではありません。
感謝の言葉「ありがとう」は、有り難しが語源です。
有る事が難しい。
そうです、「めったにない」という意味なんだそう。
「感」は、人間が持っている五感ですよね?
なにかに触れて五感が作用し心が動く。これが「感じる」だと思います。
「謝」はなにかを相手に伝える事、例えば、詫びる、謝る、ことわるという具合です。
つまり、「感謝」とは思っている事を相手に伝えるという事になりそうです。
普段なんでもない物事や近しい人の存在も有難いものです。
その有難うを伝える事が感謝だと知りました。
そしてそれを丁寧に伝えます。
ありがとうございます。
有難うの意味
そうです。「ございます」
有る、在るもの 存在するという言葉を丁寧に言うと「ございます」になります。
ありがとうを丁寧に言うと「ありがとうございます。」という事になります。
「ありがとうございました」は過去形になりますから、お付き合いの続いている方には、現在進行形の「ありがとうございます」を使うのが常識でしょうね。
飲食店などでは、「ありがとうございました」が一般的ですよね。
「毎度ありがとうございます。」「ありがとうございました。またお待ちしております。」
同じ意味ですが、少し違うような気がします。
前述の言葉は常連さん、で後述は、一見さん のように聞こえるのは私だけでしょうか?
少しの言い方で随分違う事がわかります。
さらに丁寧に言うと「深謝申し上げます。」などのような言葉も使いますが、年齢、相手との関係によって使い分ければよいですね。
いつでも「当たり前」を当たり前と思わずに「ありがとう」という気持ちをもって感謝(相手に伝える)する事が重要ですね。